広告 子育て

中学受験を目指す低学年の子どもにZ会をおすすめする理由

はじめに

Z会で低学年(小1-2)時から学習する場合は、Z会小学生コースを選びます。Z会の中学受験コースに低学年向けはありません。

我が家は、三兄弟の一番下の子が小学生コース(小1-2)を受講しました。

中学受験コースに比べると費用のハードルはそれほど高くありません。

ただ、「ハイレベ」(奨学社)などの方が問題数は多く、コスパが良さそうに見えます。「お遊び」のような教材もあります。

Z会小学生コース(小1-2)を受講する意味はあるのでしょうか。

結論から言うと、Z会小学生コース(小1-2)は、中学受験をお考えのご家庭や、子どもに前向きな学習姿勢を身に付けて欲しいご家庭におすすめです。

本記事では、小1-2年時からの受講を検討しているご家庭向けに、Z会小学生コースを解説していきます。

れじひと
れじひと
「小学生タブレットコース」もありますが、本記事では、紙教材の「小学生コース」を解説しています。

なお、Z会中学受験コースについては、別記事で解説しています。

Z会小学生コースとは?

小学生の勉強
小学生の勉強

Z会小学生コース(小1-2)は、小学校低学年向けの通信教育です。

基礎から発展までを段階的に学べます。

コースの目標は、「自らの学ぶ力と未来の選択肢を広げる」ことです。

中学受験に特化したコースではないものの、公式ページでは中学受験の土台を築くための教材と位置づけられています。

Z会小学生コースでは、国語、算数、経験学習、英語、プログラミングがセットです。

理科と社会はありませんが、「経験学習」を通じて土台を築きます。

また、オプションで「みらい思考力ワーク」もあります。じっくりと考えて取り組む問題を扱います。

なぜ低学年からZ会を始めるべきか

低学年での学習
低学年での学習

中学受験の準備が本格化するのは、小3-4年です。Z会中学受験コースも小3から開始です。

Z会小学生コース(小1-2)のメリットは、本格的な受験勉強の開始前に、勉強に対する基本的な姿勢を身につけられることです。

毎日、決まった時間に机に向かう。難しい問題に挑戦し、弱点を潰していく。

言うのは簡単ですが、習慣として身につけるのは大変です。

学習習慣は、中学受験コースでも身につきます。しかし、「勉強を楽しむ」という姿勢を身に付けるのは簡単ではありません。

高学年はやることが多い
高学年はやることが多い

勉強が難しくなると、「予定を終わらせること」にフォーカスしてしまうからです。

低学年時はそれほど難しくなく、時間に余裕があります。

Z会小学生コース(小1-2)では、楽しく勉強に取り組むという姿勢を、親子で育てていくことが可能です。

親が、子どもの学習のサポートをバランス良く行うのは、本当に難しいです。

声かけひとつで、子どものやる気は180度変わります。

子どもへの支援を適切に行う
子どもへの支援を適切に行う

答えが合っていた時、どう褒めるか。間違いをどこまで許容するか。ポイントをどう伝えるか。

Z会小学生コース(小1-2)では、子どもへのフィードバックの仕方を、親が実地で学べます。

家庭で学習する経験を積んでおくと、中学受験コース受講時に、テキストの内容に集中できます。

また家庭で学習する習慣は、学習塾に通う場合も必須です。

低学年時に、勉強に親子で取り組んでおくと、リビングや机を片付けたりと、余裕のあるうちに家庭の学習環境を改善しておくことも可能になります。

実際の体験談

子どもに教えるのは難しい
子どもに教えるのは難しい

我が家は三男が、Z会小学生コースにオプションの未来思考力ワークをつけて受講しました。小1から開始し、現在は小2です。

三男は、小1に始めたばかりのころは、ほんのわずかな時間も机に向かえませんでした。

すさまじい、かんしゃくの嵐でした。

筆箱を投げる、テキストを破る、床に寝転んで動かない。トイレから出てこない。

イヤだ!
イヤだ!

控えめに言って、メチャクチャでした。添削課題の提出など、夢のまた夢。

私の心が折れそうでしたが、それでも三男へ、机に向かおうと静かに促し続けました。

数ヶ月経つと、三男は根負けして、とりあえず机には向かうようになりました。

最初はテキストを開こうとしませんでしたが・・。

さらに数ヶ月経つと、Z会のスケジュールを見て、テキストをやるようになり始めました。

一年が経つと、ようやく三男は、毎日決まった時間に机に向かい、スケジュール通りテキストに取り組んで添削課題を期限までに提出できるようになりました。

課題に取り組む
課題に取り組む

「学年末じつりょくテスト」も無事に提出できました。結果は平均点(平均点はほぼ満点に近い)でした。

一応、学習習慣を身につけたと言ってよいレベルだと思います。初期の机に向かうまでが大変でした。

Z会のスケジュールでは、平日にエブリスタディとドリルZを行い、週末に経験学習、英語、プログラミングをやります。平日は30分ほどで学習が終わります。

親が丸つけをする
親が丸つけをする

親が丸つけをし、サポートブックに目を通します。解説に時間がかかりそうな問題は、週末に一緒に取り組みます。

学習量は勉強漬けになる量ではありません。Z会の公式ページによると、1年生で1日15分、2年生は25分です。

「経験学習」は親子で取り組むため、親がある程度まとまった時間をとれる休日がおすすめです。

Z会小学生コース(1-2年)の経験学習は遊びの要素があります。いずれも内容は理社の基礎につながるものばかりです。

具体的には、親子で外に出て自然を観察したり、家でカレーを作ったり、工作をしたりといった内容です。

最初は大変ですが、月一回の取り組みに慣れてくると、親もそれなりに楽しめます。

意外と親も楽しめる
意外と親も楽しめる

この「勉強も意外と楽しいね」という機会を、個人でセッティングするのは大変です。

「経験学習」は、子どもと一緒に学習を楽しめるように設計されています。

この辺り、Z会の教材は本当によくできています。

最近、三男は「来月の経験学習は何?」と、私に聞いてくるようになりました。

一緒に取り組むのを楽しみにしているようです。

なお英語やプログラミングは、ゲーム感覚で取り組めます。

三男は週末のプログラミングを楽しみにして、平日のスケジュールをこなしています。

Z会のメリットとデメリット

Z会小学生コースのメリット

メリット
メリット

Z会小学生コースのメリットは、何よりも教材の質の高さが挙げられます。

我が家では、長男が小学校低学年時に「ハイレベ」に取り組んでいました。

「ハイレベ」は問題の質は高く、十分すぎる問題数があるのですが、解答がシンプルです。

子どもが行き詰まって親が解説する時、解答を噛み砕いて子どもに説明する必要がありました。

これに対しZ会小学生コース(小1-2)は、保護者向けの解説が十分すぎるほど充実しています。

解説が充実
解説が充実

単に答えを羅列するだけでなく、「学習のねらい」「支援のポイント」「ほめ方のポイント」まで、親が低学年の子どもの学習にどのように向き合い、何に気を付けるべきか、丁寧に解説してくれています。

また、つまづきやすいポイントについては、Q&Aの形でまとめがあります。

問題のレベルも、低学年向けとして、基礎と応用のバランスが絶妙です。

丸つけや解説をする親の負担が増えすぎないような配分です。

Z会小学生コースは、家庭で学習習慣をつけることに主眼を置いており、そのカリキュラムの中で、親がどのように子どもに関わっていくのが良いか、詳しく解説されています。

机に向かう習慣を身につける
机に向かう習慣を身につける

上述の「ハイレベ」は、小1-3年の時期の受験対策としては定評があります。

我が家ではZ会を始める前、長男が小3まで取り組んでいました。

長期休みを利用して、何度もやり、間違えた問題には印をつけ、私が解説して説明しました。

やっていたことは、三男がZ会小学生コース(小1-2)でやっていることとほぼ同じです。

ただ、長男の時は、低学年時の学習習慣は身につきませんでした。

三男は、Z会小学生コースで決まった時間に机に向かうようになり、小2の段階で毎日机に向かう学習習慣が、ほぼ身につきました。

この違いは、親向けの丁寧な解説があるのと、毎月のスケジュールがきちんと決められている、というのが大きいと思います。

難しい問題に取り組む
難しい問題に取り組む

現在、三男は親の助けを借りながらですが、「みらい思考力ワーク」の難しい問題にも立ち向かっています。

Z会小学生コースでは、単なる知識の獲得を目指すのではなく、学習習慣の確立や、子どもが難しい問題に取り組む姿勢を、家庭ではぐくんでいけるようになっています。

Z会小学生コースのデメリット

負担あり
負担あり

デメリットは、メリットと表裏一体ですが、親の負担がそれなりにあるということです。

問題の解説は詳しく、親向けのヒントも豊富ですが、そういった内容を活用するには、親が目を通しておく必要があります。

このあたりは、塾と違うところです。学習を支援する主体は、親です。

小さな子どもに、勉強に取り組んでもらうのは本当に大変です。

親も人間です。思い通りにいかないと、感情的になってしまいます。

特に疲れている時は、子どもの激しい反発にあうと心が折れてしまいそうになったりします。

最初は、思い通りにいかない
最初は、思い通りにいかない

ただ、Z会小学生コースでは、子どもに教えた経験のない親を支援するための教材が、豊富に準備されています。

「サポートブック」では、子どもに学習習慣をつけてもらうために気をつけることや、親が陥りやすい間違い、親の疑問点などにも触れています。

時間をかけて取り組んでいると、自然と親も学べます。

子どもが低学年時に学習支援の仕方を学んでおくと、子どもが高学年になった時、学習支援をバランスよく行えるよう、親は注意深くなれます。

自ら学ぶ姿勢
自ら学ぶ姿勢

我が家では、長男の時は、お金がもったいないと思ってZ会小学生コースを受講しませんでした。

市販の問題集と問題だけを見比べて、「たいした内容ではない」と勘違いしていたのです。

今となっては、最初からZ会小学生コース(小1-2)を受講してもらっていればよかった、と後悔しています。

Z会小学生コース(小1-2)を受講すると、時間的に制約の少ない低学年時だからこそ、親子で学べることがたくさんあります。

Z会小学生コースの公式サイト: Z会 小学生向け講座

※資料請求でおためし教材(無料)がもらえます。

まとめ

勉強は楽しく
勉強は楽しく

Z会小学生コース(小1-2)では、子どもが前向きな学習習慣を身に付けることができます。

同時に、親が子どもの勉強の支援の仕方を学ぶことができます。

Z会小学生コース(1-2年)は、親のための教材としても、とてもおすすめです。

子どもと一緒に経験学習に取り組んだり、子どもの学習に深く関われるのも、子どもが小さい間だけです。

それなりにハイレベルな学習に取り組みつつ、親子で楽しく勉強を進めることができます。

最後に

勉強というと、しんどい、つらい、嫌だが、役に立つから取り組むもの、というイメージがあります。

私も、最初は「子どもが嫌がっていようが、必要だからやってもらう」という、強引な姿勢で勉強を教えていました。

その後、Z会小学生コース(小1-2)を子どもが受講してサポートブックを読み込み、考え方ががらりと変わりました。

できるだけ笑顔で
できるだけ笑顔で

勉強は、できるだけ楽しく、ポジティブなイメージで取り組むのが一番です。

親が怒ったり、子どもを脅したりするのは、子どもが自発的に学ぶ習慣を身につけるのに、ほとんど役に立ちません。

大事なのは、親がなるべく笑顔でいること。

子どもが少しでも笑顔で過ごせるように気を付けること。

勉強は嫌なものではなく、知識が増える楽しいものだというメッセージを、親が子どもに伝えるのが重要です。

我が家は、長男と次男の中学受験コースの受講でピリピリしていたのですが、三男がZ会小学生コース(小1-2)を受講したおかげで、変化が訪れました。

勉強時は、穏やかに、なるべく楽しく過ごしたほうが良いという認識が生まれ、家の雰囲気がガラッと変わったのです。

親子で課題に取り組む
親子で課題に取り組む

長男と次男の勉強に私が関わるときも、以前より自然な形で出来るようになりました。

勉強中に漂っていた、とげとげとしいイヤな雰囲気も、ほぼなくなりました。

中学受験コースもよくできていますが、子どもが主体となるため、親が子どもの学習の支援について学べる機会は、どうしても限られてしまいます。

我が家は、下の子がZ会小学生コース(小1-2)を受講して、学習に対するポジティブなアプローチの仕方を学ぶことができました。

Z会小学生コース(小1-2)は、中学受験をお考えのご家庭や、親子で勉強に対する前向きな姿勢を身に付けたいとお考えのご家庭に、とてもおすすめです。

Z会小学生コースの公式サイト: Z会 小学生向け講座

※資料請求でおためし教材(無料)がもらえます。

-子育て