Ulyssesはマークアップのキーボードショートカットで意外と入力の効率性が高まる

Ulyssesでは、マークアップのためのキーボードショートカットが備えられています。マークアップでは、テキスト装飾や、見出しなども扱います。数はそれほど多くありません。

Ulyssesは、マークダウン記法を採用しています。装飾や見出しなどの作成は、基本的にキーボード入力で全て完結します。マークアップのキーボードショートカットが実装されているのが不思議ではあります。

ただ、マークアップのキーボードショートカットを使うと、英字入力に切り替えなくても使える利点があります。文章を書き終えた後のマークアップにも便利です。

Ulyssesのキーボードショートカットについてはこちらにまとめています。

: Ulyssesのキーボードショートカットに慣れると執筆の快適さが段違いになる
Ulyssesには豊富なキーボードショートカットが実装されています。キーボードショートカットの一覧や、キーボードショートカットを使うメリットについて解説しています。

Ulyssesでのマークアップのキーボードショートカット

⌘⧵で見出しを作成します。入力回数を増やすと見出しを下げることができます。#とほぼ同じですが、カーソルがテキストの先頭でなくても見出しを作成できます。

⌘Iで強調です。カーソルの位置に入力できます。テキストを選択して入力することもできます。

⌘Bで強い強調です。カーソルの位置に入力します。

⌘Kでリンク作成です。作成したリンクはダブルクリックで編集できます。

⌘Lでマークアップを削除できます。

⌘9でマークアップ一覧を表示します。忘れたときに確認できます。別記事でも紹介しています

: Ulyssesでは⌘+数字のキーボードショートカットが最も基本で最も重要
Ulyssesで最も使用頻度が高いキーボードショートカットを解説しています。

クリックすればそのまま入力できます。選択した文章にも適用できます。

⇧⌘V、または⌘Vを長押しします。ペーストする形式をキーボードの１〜４で選べます。

⇥でインデントを下げます。⇧⇥でインデントを戻します。

Ulyssesには、マークアップのキーボードショートカットがあります。マークダウン記法はキーボード入力で完結するので、必須ではありません。全てのマークアップにキーボードショートカットがあるわけでもありません。

ただ日本語環境だと、通常、マークアップは入力時に英字入力への切替が必要です。見出しや強調などのキーボードショートカットは、案外便利です。執筆後にマークアップを追加したい場合も素早く利用できます。

Ulyssesのマークアップのキーボードショートカットを利用して、意外と入力の効率性が高まる快適さを体験してみてください！